デニム、日本ではジーパンやジーンズという言葉で親しまれてきた衣料品界での今世紀最大の発明品は、コーディネートのしやすさやヴィンテージ感のある風合い、種類やスタイルの多さから今なお多くの人に愛されています。
そんなベーシックなアイテムだからこそアイテムを選ぶ時にも特に何も気にせず選んでしまっていませんか?
デニムを選ぶ際に押さえておきたい基本的なポイントをまとめました。

どんなジーンズを魅力的に感じるかはその人の年齢やこだわり度合いによって異なると思いますが、デニムの選びの基本はシルエット、サイズ、色の選択に集約されます。

デニムのシルエットについて

大まかにいうと、

・基本のレギュラーストレート

・細めのスキニー(スリム)

・太めのワイドタイプ(バギー)

・ブーツカットなど裾が広がるフレアータイプ

に分類されます。
近年は細身のスキニーが人気ですが、今期はワイドなシルエットを打ち出すブランドも多く今後はワイドタイプも再注目ですね。
ただしコーディネートのしやすさから考えるとレギュラーストレートかやや細みのスキニーを選ぶ人が多いようです。

派手なステッチのやポケットやジッパーなどがついたタイプなどデザイン物のジーンズもたくさん出回っていますが、
5ポケットタイプの基本スタイルがやっぱり一番いいと思います。
(5ポケットとはいわゆる普通のデザインのタイプです)

サイズ選び

スッキリと穿きたい場合は気持ち小さめがいいと思います。
もちろんお腹が苦しいサイズを選ぶのはおススメしませんが、デニムははいていくうちに生地が少し伸びるのでゆるくなってしまう場合があります。
ちなみにデニムは洗うと縮む生地なのですが、はいていると伸びるので結果的には少しゆるくなる場合が多いのです。
ただし丈は生地がひっぱられることがありませんので縮む場合が多いです。
ヨコは伸びるタテは縮むと覚えておくといいでしょう。
(未洗いのいわゆるノンウォッシュはウエストも丈の長さも激しく縮みますのでご注意ください)
また、スキニーなど細身のシルエットは体形によってはモモに合わせてサイズを選んだ方がいい場合もあります。
無理して小さいサイズを選ばないように注意してくださいね!

色選び

呼び名はいろいろですが、主にブルーインディゴのデニムは色の濃さで分類されます。

・ワンウォッシュ(濃色、色落ち無し)
・ミディアムウォッシュ(濃い目のユーズド加工)
・ハードウォッシュ(ハードなユーズド加工)
・ブリーチ(薄い色目)

またカラーデニムではブラックデニムがメジャーです。こちらも色の濃淡で種類が分かれます。
色の濃さについては好みが分かれるともいますが最もダサくなりにくいのはトレンドに左右されず、
定番のスタンダードとして愛されているのはワンウォッシュではないでしょうか?

デニムは一本を履きこんでいく方も多いかと思いますが、そういった長年の友を選ぶ場合には
ワンウォッシュをお勧めします。

たけちゃん
Author

自宅は家から富士山が見える静岡県で単身赴任3年目の若作りおじさん! アパレル業界でのキャリアは30年、デニムの知識ならお任せください。

Write A Comment