先日K-1コラボアイテムの撮影で弊社とのコラボアイテムも発売していただいている城戸康裕選手に来阪して頂きました!
お忙しい中インタビューにも応えていただきましたので第1弾をまずお送りいたします!
-始めに毎回試合に臨むにあたってどんな気持ちで臨まれてるんでしょうか?
まぁ、負けたくない、だけですかね。
-やるからには?
相手をぶちのめしたいなぁ、とか格闘家の方にはあるかと思うんですけど、全くないですね。
ただ試合に勝てればいいなぁっていうのだけですね。結果こそすべて。
-結果にこだわるっていうのは
やっぱりこう全然違うんですよね、終わった後の感じだったりとか。
何か月も次の試合まで時間がかかるので。3ヵ月とか。
勝って終わればその3か月楽しいし。負けて終わればその3か月はかなり地獄だし。
-以前一発勝負っておっしゃられてましたよね。野球とかだと表裏あって9回まであって、シーズンがあってってなるんですけど格闘技は一発で決まっちゃう。
そうなんですよね、その日にダメな試合だったな~って思っても次の日に何とかできたりするじゃないですか。
僕ら全くそういうのできないんで。
とにかくもう負けたくない、だけですよね。
後は。。。ウケたいだけですよね。(笑)
-いつも会見とかでも日常的にもDIVINERを着ていただけてると思うんですけども、一番最初にDIVINERとコラボであったりスポンサーであったりっていうお話になったとき城戸さんはどんなお気持ちで受けていただいたんでしょうか。
僕はもう二言返事で「あ、お願いします。」って言いましたね。
僕も元々存じ上げてましたし、何なら商品も買ったこともありましたので、どういうブランドかも知ってましたし。
-城戸さんはずっと日本人の選手の中ではかなり長くて戦歴も数多いかと思うんですけども、なぜ城戸さんは戦い続けるんでしょうか。
なぜ戦うのか。なるほど~。僕は戦うって思ってないんですよね。
サッカーやってる、陸上やってる、っていうのと一緒ですよね。
陸上やってたって隣に走ってるライバルがいたら戦ってることになるし。
ただこと敵を蹴ったり殴ったりしている競技なので「戦ってる」ってなってると思うんですけど、普通に将棋だってオセロだって戦ってるのでそれと変わらないと思ってるので。
だから僕あんまり相手の事ディスってどーのこーのっていうのがあんまり好きじゃないんですよね。
-城戸さんの考えられるK-1の魅力って何でしょうか
そうですね、色んな形だったりっていうのを魅せれるっていうのもそうなんですけど、野球サッカーの選手ってその競技に対しての頑張りってものすごいと思うんですよ。
やっぱりポテンシャルも、ものすごい高いし半端ない強さもあるし。
ただそれとは違ってそれ以外のところで頑張ろうとしているところは絶対に格闘家の方が上だとは思います。
野球・サッカーの方たちに絶対勝っている自信はありますよ。ここで見してやろうとか。
じゃなかったら相手の事ディスってとかそういうパフォーマンスも僕のパフォーマンスとか出てこないと思うんですよ。
そういう面で言えば新庄選手(元阪神・日ハムの野球選手)ってファンの人たちを喜ばせようっていう気持ちがものすごい強かったんだろうな、って思うんですよね。
だからあそこまで人気になったんだろうし。
勿論、野球の業界を知ってる訳じゃないので、やっちゃいけないとかそういうのがあるのかもしれないですけど、でも新庄選手のような方がいらっしゃったんで。
新庄さんとかも何度か一緒にお仕事させていただいたこともあるんですけど、やっぱり話してたら魅力的なんですよね!
僕はそういう風な型破りなスタイルだったりとかファンの人を喜ばせるっていうスタイルがすっごい好きで。
昔からやっぱり人を喜ばせるのが好きですし。
そういうので言えば選手がこのK-1を盛り上げてやろう!っていうのがあると思います。
昔、K-1に出てた選手が今はもう少ないですけど、でもゼロではないです。一回なくなっちゃってまた復活して、もうこんなことにならないようにしようって、僕らもそうなんですよね。
一回なくなっちゃってもう2度とあんな風にはなってほしくないっていうバイタリティってすごくあると思うんですよ。
逆にK-1に出れてなかった子たちは無くなって夢がなくなっちゃった。でもまたできた。じゃあこれは自分たちで作り上げようと。
ファンの人たちも今そういう気持ちになってくれてると思うんですよ。「俺たちがこのK-1を盛り上げよう」って。
ちょっと前くらいのK-1に関してはもはや青田買いに近いというか。
ファンの人たちは青田買いしたと。今のK-1ホント面白いぞ、俺は最初から応援してるぞ、って単純にみんな思ってくれてるんですよ。
ファンの方もみんなで盛り上げようとしてくれてるんで。
たぶんそこにものすごく魅力があると思うんですよね。
みんなが作り上げていってる。
そういうところに惹きつけられているというか。
スタッフさん然りですね。
昔とは全然違いますね。昔は結構おごりたってたところがかなりあると思うんですけど、僕もK-1に対してお邪魔させていただいてるって感じでした。
K-1も自分たちで作ってるって感じで。
後はまぁ僕もベテランで割と色んなことを言わせてもらえる立場になってっていうのもあるのかもしれないですけど(笑)
-そんな新政権の中で城戸康裕っていうスターがどんな未来を描かれているんでしょうか
ほんとに強い・カッコイイって言われるよりも、僕は絶対面白い!と言われた方が良いので(笑)
面白い存在になりたいなっていうのは一番の自分の目標なんですけど。
おそらくこうやって何でもやってても絶対に追随は来るなって思うんですよ。
格闘技の追随じゃないですよ、面白さの方の追随(笑)
それこそ今年のさいたまスーパーアリーナ発足の記者会見でやってた時に、雪降ってた時だったんですけど。
選手が60人くらい集まって。しかも選りすぐりの60人。トップから順に60人くらいがぱっと集まって記者会見をやるってなったときに
僕は朝、走ってたんですよ雪の中朝9時くらいに走ってて、この後10時11時くらいに家を出れば間に合うな、って感じで。
走ってるときにふと想像したんですよ。
一回ラウンドガールの帽子だけっていうの一回前にやったんですけど、もしラウンドガールの恰好、水着とか着て記者会見に出る
若い二十歳くらいのやつがいたとしたら、どうしようっ!!!って(笑)
ほんとにどうしようっ!って(笑)
それ見て他の選手は多分僕を見るはずなんですよ。
”おい、あんな若い面白い奴いるぞ、城戸は何やってんだよ”って言われた時に
僕たぶん居ても立っても居られないと思って(笑)
走ってる途中で僕ショートカットして家に帰って、すぐラウンドガールの着る衣装を用意できないか、ってすぐ準備開始して。
で、チョーカーになるもの作って、紺のズボン代わりになるもの探して、水着は探して買いに行って。
何とか間に合って持って行ってそれを本番で着て、ものすごい笑ってもらえてウケて頂いて。
こんなやつがいるんだって認識いただけて。
それくらいバイタリティがあるんですよ。
今後の目標っていうのもあるんですけど、誰も「あー!城戸さんごめんなさいちょっともう無理だ!」
っていう域に行きたいですね。
格闘技じゃなくて、笑いで(笑)
格闘技はもういいんです(笑)
アスリートで多いのは「あの人面白いよね」とか「かなりユーモアラスだよね」って言われる人って
正直出オチが多いんですよ。
変な恰好だけして、その場だけ盛り上がるっていうのが多いんですけど、僕はそれではなくてそのあとのトークで笑わせたいというか。
こんなもの(面白い恰好)はどうでもいいんだと、この後の自分のトークで笑わせたいっていうのが僕の目標です。
これは僕小さいころからトークで人を笑わせるっていう、面白話とか、しゃべりの勉強っていうのは常日頃からしてるんですけど。
何かしら話をやったら最後にはオチを絶対持ってきたいんですよ。
先日2月の試合の時の話を真剣にスポーツライターさんとしていて。
その時も、「とにかくこれちょっと真剣に」って言われて話を進めてたんですけど。
今回は絶対に勝ちたいですね。って話をしていて。
でも話がそれちゃっていつも通りの感じで話していたら”いやそういうんじゃなくて真剣な話を!”って怒られちゃって(笑)
なんかわかんないんですけどそういう風に持っていきたいんですよね。
芸人さんより面白くなりたいとかは思ってないですけど、全アスリートの中で一番面白いやつになりたいですね。
格闘家の中で一番面白い、なんてたぶん割と簡単かなって思うんですよね。
簡単って言い方悪いですけど。
格闘家の中で一番面白いやつ誰?って世の中で聞いてもらったら、手前みそですけど、僕結構上がるんじゃないかな?っていうところはあるので。
でも、全アスリートの中で一番面白いやつ誰?って言われたらそこは結構幅があるので。
そんな面白さを追求する城戸選手のさらなる活躍の場とは??
インタビュー第2弾に続きます★
Comments are closed.